外来のご案内
① 初診の方へ
当院は、厚生労働省の定める200床以上の病院であり、受診する際には、原則、かかりつけ医などの他の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要となり、緊急性がある場合を除き、紹介状のある方を優先的に診療いたします。
初診の保険外併用療養費について
紹介状(診療情報提供書)をお持ちでない方 | 初診料+保険外併用療養費7700円(税込み) |
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紹介状(診療情報提供書)をお持ちでない方 「歯科と他の診療科を両方受診する場合」 |
以下の例を除き、それぞれに初診料の保険外併用療養費が必要になります。 ① 他の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)を持参した場合 ② 救急車で搬送された場合 ③ 生活保護や国が定める公費負担受給対象者 ④ 当院を継続して受診されている方で治療が終了していない場合 |
前回からの受診から一定期間受診がない場合。 | 詳細は外来に問い合わせ下さい。 |
② 予約診察についてのお願い
小児科では外来待ち時間短縮のため、基本的に全ての患者様の診察が予約制になりますので、ご了承下さい。
新規の患者様で紹介状をお持ちの方は、小児科外来受付にてお電話で予約することもできます。
予約のない再来患者様は「予約の空き時間」に入りますので、待ち時間が長くなりますことをご了承ください。
但し、緊急の患者様は1階総合案内にお申し出ください。なお、事前にお電話をお願いします。
初診・再診予約方法
当院小児科外来受付またはお電話にてご予約をお取り下さい。
電話予約受付時間
平日 9:00~16:30(日・祝祭日除く)
土曜 9:00~12:30(第3土曜日は除く)
※創立記念日12/5 12/30~1/4は休診
WEB予約フォームにて予約(初診・再診・キャンセル・変更・確認)の受付をいたします。
電話予約センター
TEL 03-5647-8288
予約変更のお電話も、上記方法で時間内にお願いします。
③診療時間
午前は一般診療、午後は専門外来を行っております。
受付時間
午前 8:20~11:00 (一般診療)
午後 11:00~16:30 (専門外来・乳児健診・予防接種)
基本的に予約診療を行っております。
緊急の患者様は1階総合案内にお申し出ください。なお、事前にお電話をお願いします。
当院小児科外来受付またはお電話にてご予約をお取り下さい。
電話予約受付時間
平日 9:00~16:30(日・祝祭日除く)
土曜 9:00~12:30(第3土曜日は除く)
※創立記念日12/5 12/30~1/4は休診
WEB予約フォームにて予約(初診・再診・キャンセル・変更・確認)の受付をいたします。
電話予約センター
TEL 03-5647-8288
予約変更のお電話も、上記方法で時間内にお願いします。
また、発熱、咳嗽、嘔吐、下痢、発疹などの感染症状がある場合には受付にお申し出下さい。
感染症室での待機をお願いしております。
④専門外来
当科では多くの専門外来を行っております。
内分泌・代謝

松岡尚史・安田祐希・岩間カールソン彩香・立川恵美子・髙橋侑利
内分泌代謝科指導医専門医1名・糖尿病専門医2名・甲状腺専門医1名が外来を行っております。
- 糖尿病(1型、2型、MODYなど)
- 成長に関する疾患(成長障害、低身長、下垂体性小人症、高身長など)
- 性に関する疾患(思春期早発症や性染色体異常症など)
- 内分泌に関する疾患(甲状腺疾患、尿崩症、骨系統疾患など)
- 代謝異常に関する疾患(クル病、先天性代謝異常症など)
- 小児生活習慣病(高脂血症、肥満など)
成長ホルモンの治療適応は拡大していますが、新規疾患のヌーナン症候群についても導入しています。低身長や高身長、思春期早発症や思春期遅発などの異常は、少なくとも小児のそれぞれ約2%が該当し、小児の肥満率も小学校高学年以上では10%に上ります。内分泌外来では、将来に影響を及ぼすさまざまな疾患の早期発見のために努めています。
アレルギー

大谷智子・萩原幸世・國井優子・東 範彦・小谷 碧・桐野沙希子
アレルギー指導医1名と専門医6名で主に行っております。
- 食物アレルギー(エピペン処方・食物負荷試験・皮膚プリック試験)
- 気管支喘息(呼気NO検査・呼吸機能検査)
- 乳児消化管アレルギー
- アレルギー性鼻炎、花粉症(舌下免疫療法)
- アトピー性皮膚炎(外用治療薬指導)
食物負荷試験は原則、日帰り入院負荷(水曜日・木曜日)で行っております。
エピペン処方数としては都内の中で最も多いとされ、危急時のアナフィラキシー対応を24時間体制で取り組んでいます。気管支喘息では呼気NO検査等で病態を把握しながら経過観察をしています。また、舌下免疫療法も導入し花粉症等の根治療法も行っています。
循環器

本間 哲・石戸美妃子
- 先天性心疾患:出生時の診察や乳児健康診査での心雑音を精査目的に年間約100例のご紹介があります。
診断には、外来でポータブル心エコー検査を導入し実施しております。
根治手術が必要と思われる場合には至適時期に専門施設へ紹介しております。
RSウイルス感染症予防のシナジスの注射も幼少の患者さんに対して行っています。 - 川崎病;年間50例が入院し冠動脈後遺症を作らないように最良と思われる治療を行えるよう注意しています。
- 学校心臓検診;検診で異常例の精査(運動負荷心電図、ホルタ―心電図などによる)と治療管理を行っております。
- 睡眠時呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など);耳鼻科の先生と連携をとり、携帯型睡眠時無呼吸検査を行っています。治療は扁桃摘出術や鼻マスクによる持続陽圧呼吸療法(nCPAP)が有効です。特に高度肥満の患者さんのnCPAP導入と継続治療に関わっています。
呼吸器

鈴木 悠・三田さくらこ
長谷川久弥(新生児科)
- 呼吸器疾患(喉頭軟化症、咽頭軟化症、気管気管支軟化症、先天性中枢性無呼吸など)
- 喉頭気管気管支鏡検査
- 気道異物
- 在宅での人工呼吸器管理と重症呼吸器感染症の治療
全国的にも有名な長谷川教授を中心に新生児科医師と連携を取り、喉頭気管気管支鏡による診断・治療を多数行っています。小児の喉頭気管気管支鏡検査の件数では全国トップで、全国から様々な症例が集まってきます。喘鳴や呼吸障害の原因が不明な場合でも喉頭気管気管支鏡検査を行うことで診断可能となります。また、喉頭気管気管支鏡検査を行う際に嚥下試験も同時に行い、嚥下問題の有無を確認しています。在宅でnasal high flow therapyや経鼻CPAPを導入し、継続的な経過観察を行っています。
神経

衞藤 薫・鈴木恵子・老谷嘉樹・多田春香・新井麻子・野崎真紀
小児神経専門医4名とてんかん専門医1名で行っています。
- てんかん等の発作性疾患
- 中枢神経感染症(脳炎・脳症、髄膜炎など)
- 神経筋疾患、神経免疫疾患
- 先天性代謝異常
- 染色体異常、先天奇形症候群
- 発達障害
- 脳性まひ
小児の発達障害、意識変容、けいれん、筋力低下、退行、頭痛などの主訴に対し、MRI/CT検査の他、頭部MRA・MRS、脳血流シンチグラフィー(本院)、長時間ビデオ脳波同時記録、神経生理検査(聴性脳幹反応・視覚誘発反応・末梢神経伝導速度、筋電図等)などの検査を行っています。
脳神経外科や神経内科、在宅医療との連携も行い、必要に応じて近隣の小児療育施設へ紹介しております。
腎臓

金子 芳・中陣瑠美・池野かおる・飯田厚子
- ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎
- 尿細管疾患、急性腎不全 ・腎尿路奇形、腎尿路結石症
- 尿路感染症・夜尿症
ネフローゼ症候群や糸球体腎炎といった疾患を中心に診療しています。東京女子医科大学病院の小児腎臓科と緊密に連携を取って診療を行っています。ネフローゼ症候群等の各種腎障害で腎生検が必要な時には東京女子医科大学病院へ転院して生検を行い、その後の治療は当科で行う事が多くあります。また、小児では尿路感染症による発熱・入院が多くあります。そのような小児には基礎疾患として腎尿路奇形があることがあります。腎尿路奇形が疑われた場合には小児外科医師と連携を取って、膀胱造影検査などの諸検査を行っています。
血液

望月慎史・山中純子(血液専門医)
- 血友病
- 溶血性貧血
- 白血病、悪性リンパ腫
- ITP(特発性血小板減少性紫斑病)
- 好中球減少症
比較的予後良好の分類に入るITPや好中球減少症といった疾患を中心に診療しています。
消化器

長谷川 茉莉
- 潰瘍性大腸炎、Crohn病
- 急性膵炎、慢性膵炎
- 肥厚性幽門狭窄症
- 胃食道逆流症
- 乳糖不耐症
- 便秘症
小児外科医師や消化器内科医師と連携を取って、上下部内視鏡検査や上部消化管造影検査等を施行して診療を行っています。また、喘鳴のある乳児の中には胃食道逆流症が基礎疾患にあることもあり、鑑別検査として24時間pHモニタリングや上部消化管造影を行い、診断・治療をしています。さらに、乳糖不耐症や便秘症の患者の診療も多く行っています。
児童精神・心身症

多田 光(小児心身医学会指導医)
石井美香子・飯村淳子・志満南海・南澤朱音(臨床心理士、公認心理師)
- 自閉症スペクトラム障害
- ADHD
- 摂食障害
- うつ
- 不登校
多様な悩みを抱える小児や保護者の心理相談を予約制で行っています。また、最近では発達検査の要望も多く予約制で検査を外来で行っています。入院が長期化した場合では患者本人だけではなく、保護者に対して心理相談を行い、少しでも心の負担を軽減するよう配慮しています。
*臨床心理士、公認心理師の外来での心理相談は保険外診療で1回(4000円+消費税)がかかります。
小児外科

世川 修・末吉 亮(東京女子医科大学小児外科)
小児外科疾患について毎週月・水・土に診療を行っています。
リウマチ・免疫外来

岸 崇之(東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター)
月1回、小児リウマチ性疾患、膠原病疾患の専門外来を行っています。
漢方外来

大谷かほり(東京女子医科大学東洋医学研究所)
月2回、漢方治療の専門外来を行っています。
患者さんの証を見極め、伝統的な漢方療法で様々な疾患を診療しております。
⑤外来担当表
病院ホームページ小児科の外来担当表をご参照下さい。
小児内科全般/循環器・血液・神経・アレルギー・肥満・低身長・糖尿病・内分泌・腎・消化器・育児相談・心理相談